遺産 相続税の申告
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遺産相続税の申告を考えるにあたって、遺産とは何かを知る必要があります。
まず、遺産とは、亡くなってしまった家族、例えば、おじいちゃん、おばあちゃん、あるいはお父さんお母さんが遺族であるあなたに残す最後の財産のことを言います。
単純に遺産をまるまる貰えるのかというと、そういうわけにはいきません。
遺産相続税というものは、特に人の死によって財産を移す際に課せられる税金のことなのです。
そして、場合によっては、莫大な額の税率分を引かれてしまうのです。
一体相続税の税率とはどれくらい取られるものなのでしょうか?
相続税 税率の計算
では、相続税の税率の計算はどうやって求められるのでしょう。
その前に、この相続税というものは実は日本だけではなく、世界中にもあるものなのです。
ただし、その税率は各国で違うようです。
例えば、日本では、相続税法に基づいて相続税の税率が定められています。
そしてその税率は、相続額によって左右されるのです。
具体的に言いますと、1000万円以下で10%。3000万円以下で15%。5000万円以下で20%。
1億円以下で30%。3億円以下で40%。3億円を超えるとなんと50%となってしまうのです。
ですから、3億円の遺産を引き継いだら、結局半分の1億5000万円しか受け取れないわけです。
これ以外に実はいろいろと経費も掛かるので、実際はもっと低くなってしまうのです。
そんなわけですから、遺産を受け継ぐには、何らかの対策が必要になってきます。
相続税 贈与税
そもそも相続税はなぜあるのでしょうか?
それは「富の再分配」という思想に基づいているからだそうです。
つまり、所得をできるだけ公平に一定にするためのシステムのようなものなのです。
日本のように資本主義の国では、努力したものが人より、より多くの所得を得られることになっています。
だからと言って、あまりに差がつき過ぎないように、たくさん稼いでる人からはたくさん税金を取ります。
あまり稼いでない人からはあまり税金を取りません。
こうして貧富の差を防ぐという目的で作られたものなのです。
ですから、相続税という考えは、人間は死ぬときに、生きている間に築いた財産を社会に還元するべきということからもあるのです。
しかし、相続税を取られるほうからしてみれば、ちょっと理不尽な思いをするかもしれませんね。
これでも、一応道理にかなった法律なので仕方がありません。
でも最近では、カナダ、オーストラリア、スウェーデン、イタリア、マレーシアなど、相続税が廃止された国が多々あるようです。
また、相続税と並んで気になるところが贈与税ではないのでしょうか。
贈与税については、ネットなどで調べてみるといろいろな情報が得られます。
その目的のひとつが、生前贈与による相続税回避の防止にあるので、相続税の補完的な税金なのです。
ですから、この二つの税金はセットで考えるといいでしょう。
相続税 基礎控除
しかし、相続税には基礎控除という制度もあります。
しかもこの基礎控除額は、法定相続人が多ければ多いほど上がるのです。
ということは、一人で遺産を全額受け取るより、複数の相続人で受け取ることの方が相続税の税率が下がるというわけです。
具体的には大変複雑なものなので、もしあなたが相続税を受ける機会があるのなら、その税率など弁護士に相談するのがよいでしょう。
素人にはわかりにくい問題ですが、いつこんな状況が訪れるかもしれません。
そのときに慌てないよう、今から心得ておく必要がありますね。